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暮らし 2026/6/18

住宅ローン、最初ぜんぜん減らない

「毎月返しているのに、残高は最初なぜ思ったほど減らないの?」

毎月返しているのに住宅ローン残高が最初なぜ思ったほど減らないのかを、元金と利息の内訳で確かめます。

まず、返済額の中身を見る

毎月の返済額は、元金を返す分と利息に分かれます。

借入額、年利、返済期間を動かして、住宅ローンの前半で何が起きているか確かめます。

ここでは、固定金利の元利均等返済を単純化して扱います。ボーナス返済、変動金利、繰上返済は扱いません。

Touch

元金と利息の内訳を動かして見る

下のスライダーで条件を変え、返済額の中で元金と利息がどう分かれるかを見ます。

まず予想してみよう

1年間返したあと、元金はいくら減っていると思いますか?

3,000万円を年1.0%、35年で借りた場合で考えます。予想に答えなくても、下のスライダーは操作できます。

条件を変えたら、まず毎月の返済額と、1年後(12回目)の元金・利息の内訳を見ます。

1年後(12回目)の元金部分60,235円
1年後(12回目)の利息部分24,451円
1年後の残高2,928万円
返済開始から減った元金72万円
返済終了までの総利息557万円

1年後(12回目)の返済内訳

返済額はほぼ同じでも、元金と利息の割合は変わります。

元金60,235円利息24,451円

返済期間中の残高推移

3,000万円1,500万円0万円01835

横軸は返済開始からの年数、縦軸は残高です。点が今選んでいる時点です。

この時点で見えていること

1年後までに減った元金は 72万円 です。 残高はまだ 2,928万円 あります。

利息はその時点の残高から計算するため、返済初期ほど利息部分が大きくなります。

何が起きた?

毎月の返済額はほぼ同じでも、その中身はずっと同じではありません。

返済を始めたばかりのころは残高が大きいため、残高から計算される利息も大きくなります。

返済が進んで残高が減ると、利息部分が小さくなり、同じ返済額の中で元金へ回る部分が増えていきます。

しくみを解く

1. 利息は残高から決まる

利息は、借りたときの金額ではなく、その時点で残っている金額をもとに計算されます。

簡略化した月ごとの計算は、

その月の利息 = 返済前の残高 × 月利

です。

2. 同じ返済額でも中身が変わる

元利均等返済では、毎月の返済額をほぼ一定にします。

ただし一定なのは合計額です。元金と利息の割合は毎月変わります。

3. 金利差は長い期間で積み上がる

金利が少し変わると、1か月の差は小さく見えることがあります。

しかし住宅ローンは返済期間が長いため、小さな差が何百回も積み重なります。

シミュレーターで年利を少し動かし、毎月の返済額と総利息がどう変わるかを見てください。

Check

自分で確かめる

0 / 2 問正解

Q1借入額と金利が同じとき、返済期間を長くすると一般にどうなる?
Q2元利均等返済で返済が進むと、毎月の返済額の中で元金部分は一般にどうなる?

今日覚えること

元利均等返済では、毎月の返済額はほぼ一定でも、元金と利息の割合は変わります。

返済初期は残高が大きいため利息部分が大きく、返済が進むほど元金部分の割合が増えていきます。

注意書き

このシミュレーターは、固定金利・元利均等返済を単純化した学習用モデルです。

実際の住宅ローンでは、金融機関ごとの計算方法、端数処理、手数料、保証料、団体信用生命保険、変動金利、金利の見直し、繰上返済、税制などによって結果が異なります。

個別の借入判断や返済計画には、金融機関や専門家が提示する正式な試算を使用してください。